概要

日時 2013年 7月 27日(土)
 13:00~14:00 ルールの説明、チーム顔合わせ
 14:00~17:00 街歩き
 17:00~18:00 でき上がった地図の鑑賞、ミニゲームの結果発表
場所 第1回ということで、歩いたのは京都の中心地。南北は御池通~四条通、東西は鴨川~烏丸通の範囲でした。拠点は「コープイン京都」2階会議室(下のマップ中央のピン)。
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開催団体 主催:京都大学デザイン学大学院連携プログラム
共催:JSTさきがけ 「情報環境と人」「自然言語処理による診断支援技術の開発」プロジェクト
協力:京都新聞出版センター
参加人数 54人

イベントレポート

13時開始のイベントには、老若男女54名もの方にご参加いただきました。まず主催者側からイベントの趣旨や、発信サイト「100ninmappin」の操作方法の説明。スタッフで試しに歩いて作成した立体地図が映し出されると、早くも「お~」という声が上がりました。

またこのイベントのもう一つのお楽しみは、チーム対抗のミニゲーム。「つぶやき回数賞」「つぶやき文字数賞」「いろいろ行ったで賞」などの各賞を、5~6人編成の10チームで競います。初めてのメンバーと顔を合わせて打ち解けたところで、街に飛び出しました。

歩き方は人それぞれ。範囲内を黙々と歩いて発信する人もいれば、チームで一緒に買い食いをしたり、プリクラを撮ったりした人たちも。チーム内ではつぶやきの履歴が共有されるので、途中で待ち合わせてお茶を楽しむチームもありました。この日は薄曇りで暑くもなく、絶好の街歩き日和となりました。




3時間の街歩きを終えた参加者は、「コープイン京都」の会場へと再び集まりました。ここからいよいよできた地図を鑑賞します。
「おいしい」「浴衣」など言葉を検索すると、使われ方の傾向が地図に表現されます。たとえば「おいしい」は京都の台所・錦市場に集中するといったように。さらに個々の言葉を見ることもできます。そこでは京都通の参加者の歴史に関する豆知識が披露されたり、プリクラを撮ったチームの盛り上がりが言葉にあらわれていたり…。会場には笑いが絶えませんでした。
その詳しい結果は下で…。

その後は各賞の発表があり、たくさんのチームが受賞しました。また当日KBS京都テレビの取材があり、そしてイベント終了間際に放送されたニュース番組内で流れ、それを皆で見るというお楽しみもあり、イベントは終了しました。

できた地図

★時間変化
皆さんがつぶやいて、どんどん地図が成長する様子を動画にしました。真ん中の緑の星の横の、一番高く伸びたところは、拠点会場となった「コープイン京都」でのつぶやきです。


★カテゴリー検索「涼」
「涼」という言葉がつぶやかれた場所を表示します。特に鴨川や高瀬川に集まっていることがわかります。それぞれが自由な歩き方をしても、多くのデータが集まることで、ある程度共通の傾向が見られるわけです。
さらに、棒グラフをクリックするとそこでつぶやかれた具体的な言葉が表示されます。こうして、全体の傾向とともに具体的でマニアックな言葉も見られるという両面性が、このマップの魅力でもあります。


★カテゴリー検索「カフェ」
カフェに関連するつぶやきをすべて表示。皆さんがどこでカフェを楽しんでいるかがわかります。


★カテゴリー検索「!」
一番多くつぶやかれた言葉が「!」。どこで驚いたか、どこでテンションが上がったかなどが表現されています。


★100ninmap Viewer
第1回のすべてのつぶやきを、(とりあえず平面ですが)マップ上にプロットして公開しました。

↓click!

※OSやブラウザの環境によりうまく動作しない場合がありますがご了承ください。
※ご覧になるにはSilverlightのインストールが必要です。


「検索語句」にフリーワードを入れたり、「カテゴリー」を選択したりして「つぶやき検索」を押すと、その言葉がつぶやかれた場所が地図上に表示されます。これらを何も指定せず検索すると、すべてのつぶやきが表示されます。
また、地図内の点にカーソルを合わせると、そこでのつぶやき内容を見ることができます。